晴れの土曜日。パン屋でのそのそと昼ご飯を買う。何かおいしそうな新商品と定番のカレーパンとをトレーに載せて、これでいいかなと思ったところでエビカツサンドが目に留まってこれも買う。ちょっと多い気もするけど、いいや。食べたらどれもおいしかった。
最近たくさん出版している先生からいろいろ気をつけた方が良いとか身銭を切ってでも博論を出版する方が良いといったlineをいただく。時刻を見ると16時。唐突にどうしたのかしら。「はい。がんばります」と返信する。お気遣いいただきありがとうございます。
先輩の結婚式用に少しは身体にあったスーツでも作ろうかと思ったけれど、もう気力もないのでネクタイだけ新調する。ついでにいくつか回るも、あまり売っていなくて空振りに終わる。残念なのが花屋さん。啓翁桜の枝物に決めて注文をしようと思ったら店員さんがいなくて、しばらく待っても戻ってこないので諦めて帰る。どうも間が悪い。
父が友人たちと飲みに行ってラインを交換し、さらにグループラインを作ることに成功したらいい。機嫌よく帰宅して博多華丸・大吉の漫才を家族に布教している。よほど気に入ったらしい。
高野文子『るきさん』読了。『ラッキー嬢ちゃん…』とは打って変わって、、、打って変わって一体何なんだ。何かすごいものではあるけれど。作者が「わたし、るきさん嫌いなんです」と言っていたらしいけれど、それがわかる。『るきさん』は言語化しにくい微妙で複雑な感情を僕から引き出してくる。天才はすることがえげつない。
