2024年5月25日土曜日

 晴れの土曜日。
 職業柄「すごいですね」とやたらと感心されるときと「何の役にも立たない」とバカにされるときの両方がある。過剰にほめる人も不当に軽んじる人も、いずれにせよ実態を見ていないという点では一緒で、どちらも大して変わらない。いずれにしてもリアクションに困る。

 お世話になっている人からいただいた紅茶を開ける。無地のグレーのパッケージに封入された詳細は一切不明の謎の紅茶であるが、信頼できる人にいただいたものなので全く心配はしていない。開けてみたらトラディショナルなブレックファストの香りで、ミルクティーにしたらおいしかった。結構上等なものかもしれない。

 サイエンスSARUで原作準拠の『攻殻機動隊』アニメをするっぽい。士郎正宗原理主義者なので、『攻殻』のアニメはもういいから『攻殻』から『アップルシード』までの話を、あるいは『アップルシード』の続きをしてくれという気持ちなのだけれど、これは良いかもしれない。なんたってあの『平家物語』のところだし。原画展「士郎正宗の世界(仮)」は行きたいけど、東京は遠いからなぁ。関西にも来ないかなぁ。

2024年5月24日金曜日

 晴れの金曜日。

 アリストテレス『ニコマコス倫理学』の徳について書いているところをパラパラと読む。こういう人の性格についてとやこや書いた人は古今東西無数にいるけれど、アリストテレスよりうまくできた人はいないだろう。たいていの人は、こういうものを書いてもただの偏見にまみれたつまらないお説教になってしまう。やっぱりアリストテレスは別格なのだと思う。

 今さらになって阪急京都線は中津に停まらないと知る。今まで知りませんでした...

 日本哲学の後輩と日本思想史の同年代の人と会って中津のお店でもつ鍋などをつつきながら楽しく話す。知らなかったこともいろいろと聞けて勉強になった。良い一日でした。

2024年5月23日木曜日

 曇りの木曜日。

 仕事場で何か話している人たちがいて居づらいから外に逃亡したところ、たまたま知人に会う。最近どうっすか、お互い大変っすねという愚痴の交換をする。しばらく外でできることをしてから戻ったら部屋は静かになっていた。

 夜になったら急に疲れが出たのでさっさと寝る。最近暑いからかな。

2024年5月22日水曜日

 晴れの水曜日。

 西田幾多郎を研究しているという若者に会う。研究のアイデアは面白そうなので、ぜひ頑張っていただきたい。

 昨年度から結構頑張って取り組んだ業務が無事に完了した。良かった良かった。終わったとはいえ、直ちに今回の反省をして修正し、またすぐに次を始めないといけないのだけれど...

2024年5月21日火曜日

 晴れの火曜日。

 労働して読書会して労働した。そこそこハードな一日だった。

 『善の研究』読書会は「ここは他のところの記述と整合性がないし、筆のすべりかな…?」と思われるところをなんだかんだと言いながら読む。西田哲学についてはいろいろと難しさを覚えるけれど、『善の研究』については慣れてはきたと思う部分もある。読書会が終わってから、今日は「非連続の連続」を話題にするべきだったと気がついた。時宜を逃しているうちはまだまだ西田哲学がわかっているとはいえないだろう。まだまだ勉強しなければならない。

 インターネットで見かけたストレッチをやってみたら、筋肉が硬すぎたみたいで筋を違えてしまった。すごく痛かった。

2024年5月20日月曜日

 晴れの月曜日。

 献血の数値を見たら全体的に低めで、一つは基準値の下限を割っていた。もっとたくさんご飯を食べた方がいいのだろうか。

 『京大史記』という巨大な本を借り出して少し見てみる。ここでも九鬼の授業への遅刻癖は証言されていて、川北倫明に「哲学の教授だった九鬼周造さんなんて、終わりの三十分前ぐらいにやっと教室に姿を現すんです。試験の時もですよ。」などと言われている(820頁)。試験の日にそんなに遅く来られると学生は困るでしょうね。それから西谷啓治が「(西田幾多郎は)いまの哲学の道を、あんなところを歩かれたんですか。」という質問に対して「そうですね、しかし、あそこに一番よくおられたのは和辻先生です。」と答えていること(237頁)は京都における観光地の形成を考える上では注目すべきポイントである気がする。みなさんは哲学の道を歩くときは、あそこに一番よくおられた和辻哲郎のことも思い出してあげてください。

コラムを書きました。

 7月末に出る『21世紀の自然哲学へ 』にコラム「石積みの実在を直観する――日本哲学から二一世紀の自然哲学へ」を書いています。

 このコラムでは西田幾多郎が『善の研究』に記した石積みは実在しないという見解を藤枝静男の「田紳有楽」でひっくり返して松山城のお堀の石垣を実在させています。こうやって一文でまとめると怪しさ満点ですね。実際、怪しいものを書いたのだから仕方ない。でもコラムであまり硬いものを書いてもつまらないでしょう?僕は好きなもので好きなことを書きました。皆さんも好きに読んでください。

 ほかの原稿も力作ぞろいです。中にはとてもハジケた論文もあります。面白い本だと思いますので、よろしかったらぜひ手に取ってくださいませ。

www.jimbunshoin.co.jp