2023年2月5日日曜日

 晴れの日曜日。散髪に行って短くしてもらう。短くなると頭が寒い。そのまま本屋によってパラパラ眺める。ケン・リュウとエリザベス・ストラウトは自分好みの作家みたい。とりあえずケン・リュウの『紙の動物園』と『もののあはれ』を買う。エリザベス・ストラウトはまず『オリーヴ・キタリッジの生活』を読みたいけれど、本屋になかったからまた今度。今月はハン・ガン『すべての、白いものたちの』とチョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』の文庫版が出るし、先月は単行本でキム・チョヨプ『地球の果ての温室で』も出ていて、読みたい韓国文学が多い。少し海外文学から遠ざかり気味だったけれどそろそろ復帰したいところ。時間と体力的にそんなには読めないだろうけど、ぼちぼち。
 先輩の結婚式用に御祝儀袋を、と思ったのだけど「男○○」とジェンダーロールを強いてくるシールが貼ってある商品が多かったので買わずに帰る。ヤダヤダ。
 別の花屋の前を通ったらサクラがあったので自宅用と母方の祖母にお供え用で2本買って帰る。昨日見たものよりも大きく、値段も倍以上。1本1100円なり。大きい花瓶を引っ張り出してえいやと活ける。狭い家に大きなサクラ。少し場ふさぎだけど、数日のことなので許してください。
 父方の祖父の家に行く。クリスティー『カーテン』を渡す。祖父が初めて買った洋書はクリスティーThe Patriotic Murdersで、進駐軍用の商品を百貨店で買ったんだと古いペーパーバックを持ち出しながら話してくれた。祖父にとってはクリスティーは同時代のベテラン作家だと当たり前のことを思う。次いで母方の祖母の家に寄ってサクラをお供えする。大きいから迫力があるね。このサクラはもう咲いているから2-3日のものだろうけど、しばらくお楽しみください。
 手袋を片一方だけ落としたことに気が付いて探しに行く。幸いにして心当たり一カ所目で見つかる。良かった。
 夕方17時前にしてどっと疲れが出て動けなくなったので寝る。目が覚めたら1時間半経っている。今月も生き延びようね。