晴れの日曜日。
キム・チョヨプ『この世界からは出ていくけれど』チョヨプらしい繊細で魅力的な作品が収められた短編集だった。この世界からは出ていくけれど、それでも残るあなたとのつながりについて丁寧に描いていた。最後の「キャビン方程式」のエンディングがじんわりと感動的だった。改めてチョヨプの小説は翻訳されたら全部読もうと思った。
聞いたことのない団体から論文の執筆依頼メールが来たのだが、機械翻訳感の漂う明らかに胡散臭い文面だ。J-STAGEに搭載した原稿にある連絡先情報を使って連絡してきたようだ。僕にまで送っているということはたぶん日本中の研究者にメールを送っているハゲタカジャーナルなのだろう。
もう5月下旬か6月のような気がする。最近忙しかったせいかと思ったけれど、単純に昨日蚊に刺されたことと暑いことが理由かもしれない。