2023年7月20日木曜日

 晴れの木曜日。太陽光が強くてまぶしい。
 最近三木清をよく読んでいる先生とお話ししていろいろとうかがった。自分とはまた違う視野から大きなものを見ていらっしゃるようで、勉強になった。
 夕飯を食べていたら唐突に研究上の気づきがあった。昼間にいろいろと話したおかげかもしれない。こういうものは突然やって来る。
 当然のことであるが、西田幾多郎を中心に日本哲学は動いているのだ。最近の研究上の気づきのほとんどは、結局その一点を指している。研究をして全く新しいことに気が付くこともあるけれど、教科書に載っているような当たり前のことを改めて感じ入ることも多い。何度でも当たり前のことに改めて感じ入ることが人生であり研究である。