晴れと言うか薄曇りと言うかの水曜日。窓の外にクレーン車がいる。大きい。クレーン車は時々動く。見慣れない大きなものが動いていると面白い。
すぐに胃腸に違和感が出たり眠くなったりするのでミルクティーというよりは牛乳でうすめた紅茶をポコポコ飲みながらだましだまし稼働させる。どうも疲れているらしい。
今日の授業中に西田幾多郎だったらこうするはずだけれど、三木清はそういうことはしないとホワイトボードに図を描きながら話し始めていて、これまでもうっすらわかっていた西田と三木の違いを、自分がようやくはっきりと認識できたらしいことに気が付く。この違いがどういう意味を持つのかについては、もっと考えないといけない。博論を書いたころからは少しフェーズが変わってきたというか、前よりはもう少しいろいろなことがわかるようになってきたかもしれない。
木にビワの実がたくさん成っているのを見かける。そういう季節になった。
