2023年12月3日日曜日

 晴れの日曜日。
 日曜日は週明けだから、先週中に連絡すると言っていたのに結局連絡してこなかったところには催促のメールを送ってもいいよな。短い督促メールを送る。
 マイナンバーカードを紛失したかと思って冷や冷やしたけれど、しまう場所を変更したのを忘れていただけだった。怖かった。
 『葬送のフリーレン』は設定という側面では甘くて、ツッコミどころが無数にある(でもそれを差し引いてでも見るべきものがある)作品だと思うけれど、ツイッター(だったもの)を見ていたら、人によって引っかかりどころが違うことがわかって面白い。僕もいろいろ思うところはあるのだけれど、例えばシュタルクとリーニエの戦闘には引っかかりがある。斧という武器はそれで一撃をくらったら死ぬものであり、あのような戦闘になるのはおかしい気がする。さらに言うとシュタルクがダウンしている時にリーニエがシュタルクに致命傷となる一撃を与えない理由がないと思う。僕がこの点に引っかかるのは剣道をしていたから、あるいは士郎正宗の描くアクションシーンを読みこんからだろう。たぶん一般的には、あれは伝統的なドラマやアニメ、テレビゲームの戦闘シーンなどを踏まえているからと説明されるのだろうとは思うけれど、僕はやっぱり引っかかる。皆それぞれ自分の経験を基に、フリーレンに引っかかりどころを見つけていくのだと思う。無数の引っかかりを喚起するという点でも、フリーレンは面白い。