2023年3月21日火曜日

 晴れの火曜日。家ではいつも電気シェーバーなので安全カミソリを使うとよく剃れていいな、これからこっちにしようかななんて思う。しかしパンパンとタオルで顔を拭いたら血染めになっていて、そうでしたカミソリだと切れちゃうんでした。都合マスクも血染めになってしまう。ヤダヤダ。
 散歩がてら歩いて会場に行く。目黒川沿いの桜がきれい。会場近くで少し道を間違えて慌てる。ギリギリ間に合う。
 会場に着いたら知っている人が多い。会場はきれいでいいんだけどwifiが使えないのは残念。自分の詳しくない内容のプレゼンが多くて、勉強になる。理論社会学のプレゼンは納得できる部分が多かった。ルーマンとかギデンズとかをもっと読んだらいいんだな。知人のプレゼンはカントっぽい立場からの議論だったんだけどいろいろなところが結構独特で面白かった。
 同期や知人と近所にあった中華料理屋に行く。見渡すと中華料理屋はそこら中にある。近況報告などをしながら唐揚げ陳麻飯なるものを食べる。あれこれ話して、ふと店の時計を見たらあまり時間がないので慌てて出る。ところが会場に戻って時計を見たらまだあと20分弱ある。どうもお店の時計がズレていたらしい。
 知人たちのラウンドテーブルはとても面白くて、主観性の徹底と客観性の徹底は一周回って一致するのであり、それを可能にするのは「愛」だと理解した(登壇者たちはそこまでは言っていないけれど、そういうことだと思う)。知人と感想を共有して「研究対象に愛を持って臨もう」と話す。
 学会会場でいろいろな人とご挨拶をしたのだけれど振り返ってみたら今日ご挨拶をした人はほとんど男性である。会場をぐるりと見れば自分も含めてやはり男性が多くて、偏っているなと思う。
 「教育で共生は可能か?」という問いを教育社会学の先生と長年現場で活動されてきた実践者が展開していて、本気の議論だなと思う。すごい。
 人類学者や言語学者に混じって晩御飯をいただく。「まだ我々が今よりずっと愚かだった頃の話なんですけど…」から始めて言語学者を笑かしたりした。楽しかった。人類学の先生には「大阪市内にほとんど行かない」という話を前にしているので「最近大阪市内に行った?」と聞かれる。「土曜日に行きました!」と胸を張って答える。
 品川で品川デザインのお土産を買って帰る。一つサンプルをくれたけど、サクサクのパイでした。
 新大阪について御堂筋線のホームに上がったら少し早く出られた先生がいらっしゃった。よくわからないけれど僕は追いついたらしい。お話しながら一緒に御堂筋線で帰る。