晴れから雨の火曜日。どうも昨晩は家中に響き渡る大いびきをかいていたらしい。いびきは自分ではわからないのだけれど、ただ今朝は寝たはずなのに全然寝た気がしないから、相当な大いびきだったのかもしれない。
ガダマー協会が設立されるというツイートが流れてくる。気になってガダマーについてインターネットで検索して情報を眺める。ガダマー（1900年2月11日生）と中井正一(1900年2月14日生)は誕生日が3日違いだ。しかし中井は早死に（1950年5月18日没）でガダマーは長命（2002年3月13日没）で、その間には半世紀以上ある。中井と同時期に生まれて、三木清に家庭教師をしていた人が21世紀まで生きていたというのは何とも不思議な気がする。中井や三木の時代は大昔のようで、全然大昔ではないのだ。しかし早逝した人にはあわれを覚える。中井は老いることができなかった。彼の師匠の深田や九鬼と同じく50代前半で逝ってしまった。彼らも長生きすればまだまだ活躍して、新境地を切り開いただろうに。
メールの調子が悪いそうで、午前中に送信されたと思しきメールが夕方になって届く。困る。
古巣の授業を教室の端っこに座って聞く。研究室に顔を出して後輩たちと雑談して用事を済ます。みな元気にやっているようでよかった。
夜中になって雨が降り始める。雨が降ると空気がひんやりして涼しい。今晩の目標は大いびきをかかないこと。
