2023年7月28日金曜日

 晴れの金曜日。暑い。
 時々、説明困難で謎な出来事にいくつか直面する。いずれも説明困難であっても対応できないわけではないのでとりあえず片はついていくのだけれど。とりあえずすべて「最近あったホラーな話」にラッピングして紅茶を飲みながら話す。ホラーはそこら中にある。
 研究をしていてぶつかる謎にはあの手この手で挑めるけれど、「日常の謎」のほとんどはどうしようもない。それらはただ過ぎ去っていく。そもそも特に挑みたくないし。「日常の謎」系のミステリーは昔はよく読んだけれど、現実にはこういう日常の中の解決しない謎を解いてくれる名探偵はいなくて、しばらくしたら僕の記憶から消えていく。消えた後にそれでもまだある痕跡が「日常の謎」系のミステリーへと私たちを突き動かすのかもしれない。
 弟がサッカー観戦をしに熊本から来る。お土産に陣太鼓をくれた。ありがとう。電話ではよく話すけれど実際に会うのはしばらくぶり。弟は今日も愉快だった。