2024年6月17日月曜日

 曇りのち雨。

 東浩紀が90年代に今の時代は…と語っていることが、2020年代でもまるっとそのままなので、この30年ほどは一つの時代が続いているのだなと思う。

 最近も時々『出隆自伝』(続)を読んでいる。時代状況などがわかるので、歴史好きには面白い。読んでいていつも気になるのは出が帝国大学の給料では足りないとばかり書いていること。出は家計のためにとすごい量の非常勤を掛け持ちしているようなのだけれど、そんなに東京帝大の給料が少なかったのだろうか。出は子どもが多いこともあるだろうけれど、それでもな。