2024年3月8日金曜日

 晴れと雪の金曜日。

 大学の研修旅行運営業務のために高野山へ行く。約10年ぶり3回目の高野山行きである。

 高野山までの電車の中でつれづれに昔の思い出を書いたのだけれど、まだ高野山は遠く、道半ばでしかない。遠い。

 ケーブルカーに乗ったら複数言語で高野山の紹介のアナウンスが流れる。乗客も海外からの観光客が日本の人よりもずっと多い。すっかり国際化している。外国語対応もばっちりだ。

 高野山に着く。寒い。雪が舞っている。お昼に精進料理を食べてから、集まって研修を始める。外国からきていらっしゃる人が多いので日本語と英語が並行して走る。みなお話は面白くてディスカッションもうまく回る。

 夕飯にまた精進料理をいただく。胡麻豆腐が好きなので、精進料理はうれしい。

 相部屋なのでいろいろとお話をする。外国の人なので、僕はたどたどしい英語である。大学の国際化をするなら外国出身の教員のための日本語の授業も設けてほしいと聞いて、もっともなことだと思う。しかしこれは誰に提案すればよいのだろう。同部屋の先生はテレビ番組に専門家として出演したことがあるとのことで、インタビューでの話し方は大事であると教わる。僕がテレビでインタビューを受けることはないだろうけれど、授業でもっとうまく話せるようになるために、機会があれば話し方講座などは受けてみたいと思う。

 ニュースを見たら鳥山明さん死去とのこと。まだ68歳なのに。驚き。