2023年11月26日日曜日

 曇りの日曜日。寒い。カーディガンを着始めた。
 おじさん・おばさんがこっちに来ているとのことで、祖父の家に行ってご挨拶する。近況報告や正月、年明けすぐにある法事の相談などをする。いとこたちもみな元気らしい。
 しばらく積んでいた『3月のライオン』17を開封して読む。このマンガも連載が長いので、最初は桐山くんに近い年齢だったのに、気がついたら島田八段に近い年齢になってしまった。この巻は桐山-二階堂戦が一つの山で、将棋の対局をこのように表現できるのは羽海野先生しかいないだろうし、これは素晴らしいと思う。その後の展開と描写も羽海野先生らしくて素敵だと思う。個人的には最後の島田八段のエピソードが良くって、特に本編の最後のページはこのマンガらしくていいなと思いました。しかし『3月のライオン』は非常に多くの人が登場する群像劇になっていて、これほど多くの登場人物の心情を繊細に描いていく作品は、僕は他には知らない。羽海野先生の広さと深さは途方もない。

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