2023年3月14日火曜日

 晴れの火曜日。いつも予定よりも少し早く目が覚める。もう少し寝られた方が日中のパフォーマンスが上がると思うのだけど、目が覚めてしまうから仕方ない。
 『現代SF小説ガイドブック可能性の文学』を買ったのでパラパラ。海外だとやっぱりオクティヴィア・E・バトラーやN・K・ジェミシンは読みたいなとか、グレッグ・イーガンとかJ・G・バラードとかもなーとか、エイドリアン・チャイコフスキー『時の子供たち』は積んだままであるよとか、アリエット・ド・ボダール『茶匠と探偵』は面白そうだなとか。酉島伝法はまだあんまり読んでいないんだよなとか高山羽根子は買ったし読むぞとか上田早夕里ももっと読みたいなとか。作家紹介はいずれも短いけれどしっかり踏み込んだ紹介者の愛の伝わる紹介が書かれているように思いました。あとコラムもありがたい。アフロフューチャリズムの項目で「敬愛するSF/ファンタジーの偉大な作家がレイシストだったら、どうする?勝手にスピンオフを作ってしまうのだ!」としてラヴクラフトのリテリングが紹介されているのは、すごい試みだなと思った
 時々ベルクソン研究者との雑談を挟みつつアールグレイ片手に難しい本を読む。静かに本が読めるのは良い日。